マスツーリングとは?マスツーは危険?今こそマスツーの是非を考える

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マスツーリング帰りの61歳の男性が事故で重体というヤフーニュースのコメント欄で、「マスツーリングは危険」というコメントが論争になっていました。そこで今こそマスツーリングの定義、現状、危険性等について考えてみたいと思います。


マスツーリングとは?起源と定義



まずマスツーリングとは何かということですが、マス(mass)=「集団」の意味で、集団で行うツーリングのこと。


誰が言い出したのは不明ですが、マスツーリングって実は和製英語で、英語にはmasstouringという言葉は存在しません。そもそもオートバイツーリングのことを英語ではtouringとは言わないですし。

英語ではマスツーリングのことはMotorcycle rallyと呼びます。

集団走行という行為よりひとつの地に大勢のライダーが集結する祭典という意味合いのほうがメインですね。


世界最古のマスツーリングイベントは1916年にアメリカで行われたGypsy tourと呼ばれるイベントで、その後戦後ヨーロッパでもMotorcycle rallyが定着し、やがて日本でも定着するわけですが、何故か日本ではマスツーリングと呼ばれるようになりました。

日本ではラリーといえばダカールラリーのイメージが強かったので違う言い方にしたのかもしれませんね。


何人からがマスツーリングなのかということについてですが、集団という言葉の定義は二人以上かららしいので厳密には二人以上ということになりますが、まあ一般的には5人とか10人以上のグループでしょうね。





マスツーリングの魅力




マスツーリングの魅力といえばやはり多くのライダーと交流して一緒に走れるのが楽しいということでしょうが、マスツーリングに初心者や高齢者が参加する理由として、先頭以外はルートを考えなくていい、付いていけばいいだけなので脳死で運転できて楽ということや、集団に守られている安心感というところも大きいのではないかと思います。




マスツーリングは実は危険?

しかし、マスツーリングは実は危険なのではないかというライダーの意見も少なくありません。



その代表的な理由として、集団に追いつこうと無理をしてしまうという点。

昔西日本ツーリングに行った時、四国から九州に渡るためにフェリー乗り場を目指していたら、後ろからアメリカンバイクに乗ったシニア集団が強引に車列を追い越していったんです。いい年をしたおじさん達がなんでそんな危険なことをしたのかフェリー乗り場に着いてわかったんですが、フェリーのバイク収容台数が限られている為、先にフェリー乗り場に付いていた仲間たちと同じフェリーに乗るために強引な集団での追い越しをしたということでした。マスツーリングがシニアライダー達を暴走族に変えてしまった瞬間でしたねあれは。


本来自然界では動物達が自分たちの身を守るために作る群れ・集団行動が、ツーリングではかえって危険になってしまうことがあるというわけです。


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マスツーリング自体に罪はない

でも、マスツーリング(Motorcycle rally)自体はアメリカで生まれて100年以上続く素晴らしい文化なんです。

マスツーリング=悪ではないんです。


ただ、バイクで集団走行するという行為自体が日本の複雑な道路事情には合ってない。

アメリカやオーストラリアみたいな広大な土地だからこその文化なんです。




これを理解せずに安易にマスツーリングに参加してしまうライダーが多いことが問題なのです。



マスツーリングの今後

ただでさえ若者のバイク離れとライダーの高齢化に加え、今回の新型によるイベント中止で、マスツーリングは今後世界的に無くなっていくものと思われます。

しかし短期的に見ればこれから自粛解除による中小規模のマスツーリングはむしろ増えることが考えらるので、マスツーリング絡みの事故は増えることが考えられます。是非ともマスツーリングには慎重になってもらいたいと切に願います。


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