一時代を築いた250ccストリートバイクの最後の砦 トリッカー復活

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セローに続き新型トリッカー2018年モデルも発表されましたね。セローと同じ排出ガス規制適合20psエンジンというところ以外とくに特筆すべき変更点は見当たらないので、今回は一時代を築いたものの排ガス規制で次々と消えていった250ccストリートバイクの話を少ししようと思います。









ストリートバイクとは ストリートバイクの歴史

ストリートバイクとは街乗りに適したカジュアルな軽排気量バイクのことで、具体的にはトリッカーのようなオフロードバイクをベースに街乗りしやすいように開発されたコンパクトなモデルが特にそう呼ばれます。

90年台後半からオフロードバイクをオンロード仕様にしたモタードというジャンルが人気になり、2000年頃にキムタクドラマの影響でTW200をストリート仕様にカスタムするのが大流行しまして、一大ストリートバイクブームになりました。







そのため当時は

TW200
FTR223
VANVAN200
グラストラッカー・ビッグボーイ
250TR
Dトラッカー
250SB
XR250モタード


原付でもストリートマジックやエイプといったこれだけのストリートバイクが販売されていました。

オフロードバイクというのは元々アップライトなポジションで操作性がよく乗車姿勢が楽なので、タイヤや車体をコンパクトにしてやるだけでとても街乗りしやすいバイクになるんですよ。

当時は車体価格が30万円台とリーズナブルだったこともありほんとによく町中で見かけましたね。


しかしその後ブームは終焉しスポーツバイクやアドベンチャーバイクに人気が集中、更に排ガス規制が追い打ちとなり次々と生産販売終了に追い込まれていきました。ジャンル自体が壊滅状態になったことでストリートバイクという言葉も死語になりましたね。


トリッカーの発売は2004年でストリートバイクとしては後発でした。セロー250と同じエンジンをベースにストリート仕様にしたもので、そのコンパクトさとセローと同じ粘り強いエンジンからトライアルバイク的な遊び方もできることで異彩を放ち続け2017年まで販売され続けていました。今回排ガス規制で一旦生産終了となっていましたが排ガス規制対策が施されてめでたく復活となったわけです。あれだけ沢山あった250ccストリートバイク最後の生き残りといえますね。

ちなみにセロー250の発売(フルモデルチェンジ)は2005年でトリッカーの後だったんですよ。それだけいかに各メーカーが当時ストリートバイクに力を入れていたかがわかると思います。


2018年式新型トリッカーは年間販売計画800台と今となっては現行バイクの中でも最小の部類に入るため、ヤマハとしては生産終了でも問題はなかったはずですが、今回トリッカーを残したことはヤマハから遊び心を感じるようで嬉しいですね。




最後に

どうでしょう、こうしてストリートバイクの歴史を振り返ってみると唯一生き残ったトリッカーになんだか尊さというか愛着が湧いてきませんか?

ちなみに私がセローを買ったのは2012年なんですが、実は当時セローの他に購入候補としてトリッカーも入っていました。航続距離や林道走行を重視してセローを選びましたが、あのトリッカーの身軽さコンパクトさはちょい乗り遊びとか絶対楽しいし今でもたまに乗りたくなる気持ちはありますね。レンタルできる機会があったら乗ってみたいと思います。



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