
関東もようやく梅雨開けということで、天気が良かったのでこの夏のツーリング第一弾に行ってきました。今回の目的地は、都心から最も近い半島、三浦半島です。毎年恒例の三浦半島ツーリング、なかなか気象条件に恵まれず魅力をお伝えしきれていない部分もありましたが、今回は最高のコンディションの中で海の見える絶景スポットを巡ってきました。
三浦半島は東京湾の西側を形成している半島で、房総半島や伊豆半島にくらべると小さく、海岸線を走るだけなら半日もあれば一周できてしまうのですが、地形変化が面白く道も複雑に入り組んでいたりするのでセローのようなバイクで探索すると実に面白い半島です。私は昔から釣りやツーリングで数えきれないくらい行ってますが、それでもまだまだ未開の道やスポットもあります。
このブログでも何度か三浦半島ツーリングレポートをお届けしてきましたが、夏のこの時期は晴れていても湿気で靄がかかったりとなかなか本来の景色を見られなかったので、今回は絶好のコンディションの日にリベンジしてきました。
今回はそんな三浦半島の穴場的絶景ツーリングスポットを紹介していきます。
湘南国際村グリーンパーク
さあまずは葉山町にある湘南国際村グリーンパークにやってきました。

ここは傾斜地を利用して作られた公園で、海を見渡せるスポット。

丹沢~箱根の山々には入道雲がかかっていて富士山は見えませんが、夏らしい景色が広がります。

今日はこの時期としてはめずらしく空気が済んでいて水平線がくっきり見えます。
右に見えるのは伊豆半島。
三浦半島ツーリングの最初の休憩地として位置的にも良いですねここは。
大楠山
続いてやって来たのは大楠山。
ここは三浦半島に残る貴重な未舗装林道のある山として以前紹介済みですね。
※動画は3年前に撮影したもの
林道はアップダウンがあって中々面白いですが、水はけの悪い場所もあるので要注意。

林道をのぼるとそこには巨大な電波塔とその横に展望台があり、三浦半島を一望できます。

海の向こうに浮かぶのは伊豆大島。
ここには何度か来ていますが、伊豆大島がこんなにはっきり見えたのは初めて。
佐島の丘
ここはグーグルストリートビューで発見した、佐島の丘にある海の見える坂道。

かろうじてバイクが停められるようなスペースがあるだけですが、海へと続くようななかなか雰囲気の良い道。


脇道があったので行ってみると、海へ出た。


佐島からの景色。
この辺りは海辺の小さな町といった感じで良い雰囲気。
三戸浜
更に南下して三戸浜までやってきました。

ぼくのなつやすみ2を彷彿とさせる、静かな浜と防波堤。

この畑の上にある高台からは相模湾を一望できます。

岩堂山
さあまだまだいきますよ、続いてやってきたのは岩堂山。

この辺りは三浦大根畑が広がり、のどかな景色が広がります。


あれが岩堂山。
山というより丘という感じですが、それもそのはず、神奈川で一番低い山だそう。

頂上へはここから林道を300m程登っていきます。
結構急坂の砂利道なので、オンロード車は徒歩でアクセスしたほうがいいかも。

ここが頂上。
戦時中に三崎砲台観測所として利用されその遺構が残っていますが、現在では農作業場として使われている様子。

観測所として使われただけあってここからの眺めは素晴らしく、正面には宮川公園の風車越しに伊豆大島が見えます。
こういう北海道に行かなきゃ見られないような景色が実は神奈川にもあるんです。

右を向けば伊豆半島。
天城山にかかる雲が神秘的。

左を向けば東京湾越しに房総半島が見えます。
夏でも気象条件が良ければここまで見えるとは驚き。
本当に最高のコンディションでしたねこの日は。

柴崎海岸
最後はこの旅のシメに夕日を見に葉山まで戻ってきました。


ここは裕次郎灯台と江ノ島越しに夕日が見れるスポット。


日が沈んでからマジックアワーに突入して更に良い雰囲気に。

海に浮かびあがる伊豆大島のシルエット。

夏のツーリングで見る夕日はほんといいですね。

なんと最後の最後に富士山の頂がひょっこり顔を出してくれました。
というわけで、夏の三浦半島ツーリング 海の見える絶景スポットをお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
やっぱり三浦半島は夏がおすすめですね。
この時期この辺の国道は混みますけど、うまいこと裏道を使って渋滞をパスしつつ夏の三浦半島ツーリングを堪能していただけたらと思います。
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