セロー250に4年3万km乗って再インプレッション

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早いものでセロー250に乗り始めて4月で5年目に突入、走行距離も3万kmに達しようとしています。当サイトは「セロー250」で検索して来られる人、購入検討中の方も多いので、5年目に突入する節目のタイミングで再度インプレッションをしたいと思います。北は北海道から南は鹿児島まで、街乗りから高速や林道とあらゆる道を3万km走って思うこととは。




ありそうでない「絶妙」なバイク

セロー250というバイクの魅力を一言で表すなら、絶妙という言葉につきます。


・絶妙なシート高

まず絶妙なシート高。平均身長の日本人男性で両足かかとまで着く、オフロードバイクとしては低いシート高になっています。これにより跨ったままバックすることができます。広いハンドルの切れ角も相まって、狭い路地や駐輪場で切り返したりするときもいちいちバイクから降りずにそのまま自由自在に動かすことができます。だから気になる脇道があっても躊躇なく入っていくことができる、冒険心を掻き立てられるバイクなんです。


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・絶妙なタンク容量

250ccのオフ車はだいたい7リットル前後のタンク容量ですが、セロー250は9.6リットルのタンク容量を実現しています。これにより燃費の良さも相まってツーリングでは300kmの無給油走行が可能。この300kmというのが絶妙なんです。日帰りツーリングなら出発時に満タンにしておけば無給油で帰ってくることもできますし、北海道ツーリングなんかでは1日一回の給油で済みます。ガソリン残量やGSの場所を気にせずに走れるのは気分的にすごく楽。今まで一度も給油に困ったことはありません。


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・絶妙なパワーバランス

セロー250は250ccのバイクの中でもとりわけパワーのあるバイクではありません。ですがパワーバランスが絶妙なのです。セローは山道を走るためのトレールバイクとして開発されましたので低速での粘り強さが持ち味ですが、これは坂の多い日本の住宅街や、高速の合流レーンなんかでも力を発揮します。0~80kmくらいまではとにかく加速が軽快で乗ってて飽きないバイクです。


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・絶妙なデザイン

オフロードバイクというのは大抵競技用車両を公道仕様にしたものなのでデザインは競技用車両と同様にビビッドで攻撃的なデザインが多いですが、セローはトレールバイクとして開発されていますのでデザインもオフ車としては一線を画しています。圧倒的にかっこいいデザインとは思わないですが、愛着が湧いて飽きの来ないデザインだと今でも思います。

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※画像は2016年モデルのグリーン






とにかく壊れない、タフで手のかからないバイク

セロー250に4年3万km乗ってとにかく思うことは、このバイクは壊れないということ。

何度か倒したり転倒したこともありますが、ちょっと傷が付いたりするくらいでとにかく壊れません。最低限のメンテナンスをしているだけでとくに不具合もなく4年3万km走った今でも快調。これはロングツーリングでは非常に心強いです。

よく手のかかる子ほどかわいいなんて言いますが、私は手のかからないバイクの方がいいですね(笑)



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街乗りと高速走行について

林道走行性能やツーリングに適したバイクであるということはもうこれ以上言うまでもないと思いますが、購入を検討中の方は街乗りや高速性能について気になっている人が多いと思いますので改めて書いておきたいとおもいます。


まず街乗りですが、「街乗りに適している」と言うより「街乗りもこなす」と言ったほうが正しいと思います。というのも、セローは山道を走るために開発されたバイクです。ですから低速~中速域でシフトチェンジ操作が多くなりがちですし、エンジンブレーキも効きが強くなっています。この辺が最初は乗りづらさを感じるかもしれませんが、慣れで解決します。街乗りや通勤通学専用で考えるなら、250cc以下のバイクでは他にも適したバイクはいくらでもあるということです。


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次に高速走行ですが、「高速走行もなんとかこなす」という言い方が適切でしょう。100km巡航もできますが1時間ごとに休憩をいれないとかなり疲れます。いつも高速では左車線を走っていますが、右側をすいすい追い抜いていく他のバイクを見ると羨ましく見えますね(笑)

ちなみに、セロー250で日本全国を旅して、酷道、険道、断崖絶壁スレスレの林道なんかもいくつも走りましたが、走ってて一番怖かったのが深夜の新東名です。新東名はストレート区間が多く、特に深夜はトラックも120kmとかで流れていますので流れに付いて行けずに完全に孤立してしまいます。おまけに灯りも少ないので暗く、怖い思いをしました。フォグライトを付けるキッカケになったのがこの時ですね。

とまあ高速走行には不向きであることはお分かりいただけたと思いますが、それでもセロー225よりはだいぶ高速走行が楽になったようですから、あまり贅沢は言えないのかもしれませんね。


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改善を希望する点

何年後になるかわかりませんが、セロー250もまたいつかモデルチェンジする時がくると思いますので、改善を希望する点を書いておきたいと思います。といっても、セローは30年という時を経て成熟したバイクですし、改善を希望する点はほとんどありません。一点だけです。それは錆びやすい部品が多いこと。これは250ccのバイクは大半がそうだと思うのですが、エキパイやマフラーが鉄製なのでとにかく錆びやすい。2~3年経つとサビが目立ってきます。その他にもステップやボルト類等錆びやすい部品が多く使われています。安いといっても定価50万以上するバイクですし、長く所有する人が多いバイクですから、もう少し錆びにくい部品にしてもらいたいところ。


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新車と中古車買うならどっちが良いか

購入検討中で新車と中古どっちを買うか悩んでる方もいらっしゃると思いますが、出来る限り新車をオススメします。というのも、セロー250は現在人気が高く、リセール価格が高いバイクです。中古は価格的にあまりお得感がありません。いつか手放すとしても、新車で買った方が高く売れますし安心できます。



最後に

というわけで約3年ぶりにセローのインプレッションをお届けしました。現行モデルのセローのインプレはこれで最後になろうかとおもいます。

まあとにかくこのバイクは壊れない、飽きない、楽しいバイクですね。

このバイクを開発した人はバイクで色んな道を走ってきた人なんだろうなあと思います。そうでなければこんな絶妙なバイクは開発できないんじゃないかと思うんですよね。私はプロライダーや専門家ではないですが、色んな道を走ってきたのでこのバイクの良さは十分よくわかります。

是非、セローを買ったら今まで走ったことのなかった道を走ってみてください。
子供の頃の冒険心を蘇らせてくれる、セローはそんなバイクだと思います。




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コメント

はじめまして
いつも、楽しく見させていただいています。
セロー250、本当に絶妙で良いバイクですよね。
私も初バイクで買って、現在8年で10万キロ走り
ました。丈夫なバイクです。
高速は100キロ巡航はきついですが、80~90
キロでゆったり走れば良いですからね。
旅も林道も大好きなので、セローに替わるバイクは
ないです。
oskamさんのサイトはとてもおもしろく、良心的で
素晴らしいサイトなので、応援してます!!

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