セロー250(2012年モデル) インプレッション

セロー250(2012年モデル)を購入して8ヶ月、走行距離は15,000kmを超えた。
街乗りから林道、キャンプツーリング、ロングツーリングや長旅、
日本全国ありとあらゆる道をセロー250で走ってきたので、そろそろインプレするには充分だろうと思う。

s-DSC00562.jpg


セロー250(SEROW250)は、FI化された08年以降はデザインの変更のみ(ツーリングセローは除く)なので、
このインプレッションは2008年以降の全てのセロー250と共通する。

・デザイン
個人的にはオフ車はダーク系の色が好きなのだが、2012年モデル(グリーン)は、
すっきりとした飽きのこないデザインで良い。自然へ行くと、白地に緑のカモシカ柄がよく映える

s-DSC00609.jpg

コンパクトで無駄のない流線型のフォルム
前述のようにフォルム自体は05年からずっと変わっていない。
セロー250の外見で最も良いと思えるところは、リア周り。
保安部品でごちゃつきがちなリア周りが
テールランプ、ナンバープレート、リアフェンダーが一体となっていてスッキリしている
おかげでわざわざ社外品を買ってカスタムをしてやる必要もない。



・始動性
さすがフューエルインジェクション、始動性は抜群!
真冬でも、標高2000m超の高地でも一発始動。暖機運転は一切いらない。
セルスイッチを押した瞬間、小気味良くかかるエンジン音は、何度聞いても気持ちがいい。



・加速&パワー
車体が軽い分、加速は軽快感がある。
但し1速の幅が狭いので、2速3速とスムーズに繋いでやる必要がある。
峠でもパワー不足を感じることは少ないが、高速コーナーの続く坂道ではパワー不足を感じることも。



・燃費
街乗り30~35km/L、ツーリングだと35~40km/Lと、燃費は抜群!



・タンク容量
9.6リットル(リザーブ2リットル)と、絶妙なタンク容量
燃費の良さも相まって、ツーリングだと警告灯が点くまで300km近く走行が可能
ロングツーリングでもガソリン残量やGSの場所を気にしなくていい。



・街乗り
軽くて取り回しが良いので、当然街乗りも万能にこなしてくれる。
ただし、トレールバイクとしてセッティングされているので、
街乗りでの速度域(~60km/h)でも1速~5速までフルに使うことになるので、ギアチェンジ操作は煩雑する。
60km/h前後で流れている幹線道路なんかを巡航すると、4速と5速を行ったり来たり。
エンジンブレーキの効きが強い点も、街乗りでは乗りづらさを感じる場面も。
この辺は慣れで解決するが、購入直後は戸惑うかもしれない。
街乗り専用として考えるのなら、他にもっと乗りやすいバイクはいくらでもある。



・足つき性
オフロードバイクとしては低いシート高により、
平均身長の日本人男性なら両足かかとまで着く良好な足つき性を実現している。

逆に背が高くて窮屈に感じる人もいるだろうが、ツーリングシートに変更することで対応できる。



足つきが良いことは、良いことだ。



・林道・オフロード走行
これは文句なし!さすがトレールバイクの代名詞
林道を巡航したり、ガレ場や難所を超えたりと、低速での粘り強いエンジンが全て解決してくれる。
おまけにちょっとした転倒ならほぼノーダメージ。
やっぱりセローは山へ行ってなんぼのバイクだ。



・旅バイクとして
上述のように燃費の良さ、絶妙なタンク容量、道無き道を行ける走破性、耐久性、
山間部の多い日本の一般道を旅するには最高のバイクだ。

また、郵便カブのような排気音の為、静かな集落に迷い込んでも
村人を警戒させないというメリットもある(笑)

積載はリアキャリアにボックス&リアシート部に積載することで60L は確保できる。

sDSC01938.jpg



60Lもあればキャンプツーリングにも十分だ。
ただし、セローのような軽いオフ車のリアに荷物を積載すると、
浮き砂を踏んだり横風に煽られてバランスを崩すと一気に転倒しやすくなる。
林道を走行する際は特に注意が必要だ。

現在では旅仕様のツーリングセローが発売されている。
旅、ロングツーリングを主目的としているならお得な仕様となっている。

ツーリングセロー考察記事はこちら




良い所ばかり書いていてもインプレの意味が無いので、
ここからはセロー250の弱点、悪いところ。


・高速走行
メーター読み90km/hを超えた辺りから振動、風圧がキツくなってくるため
1時間を超える高速走行はハッキリ行って辛い。
1時間1休憩を厳守すれば長距離巡航も可能だが、楽しさは無い。
1日300~400kmもセローで高速を走ったこともあるが、正直二度と御免だ・・。



・ライト
ヘッドライトは正直、暗い。オフ車の中では良い方なのかもしれないが。
暗いというか、1灯でライト自体小さく照射範囲が狭い。
その為、夜間の山道等ではハイビームでないと危険。
対向車が来る度にロービームに切り替えるのは結構面倒だ。



・エンスト
15,000km以上乗って数回という頻度だが、発進後にエンストすることがある。
一度、交差点内で2速にシフトアップした時にエンストした時は焦った。
因みにここしばらくはこの現象は一切出ていない。



・マフラー
排気音はともかく、おみくじ筒のようなださい形状は、もう少しどうにかならなかったのか・・



・価格
国内生産ということもあってか、定価は約50万円と、エンジン性能を考えるとやや高め。
その為か、販売店によって値引き率が5%~25%と、販売価格に大きな差が生じてしまっている。
今後はCRF250Lの様に予め定価を低く設定して値引き幅を抑える方が、地方のバイクショップの生き残りや
業界の活性化にも繋がるのではないかと思う。




と、まあ弱点もあるのだが


セローは最高の日本の旅バイク

であると思う。

勿論、トレールバイク、オフロード遊びの玩具にももってこいの、
タフで楽しいバイクだ。



関連記事
   

コメント

No title
おみくじ筒

声出して笑ったw
うまい!

コメントの投稿

※不適切なコメントはブロック・削除になる場合があります。