アクションカムを世に広めた名機「GoPro HD HERO2」との別れ

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GoPro HERO3+ Black Editionを購入して以来HERO2との2台持ちになっていましたが、なかなかHERO2の方は使う機会がないままになっていました。HERO2はセローを買うのとほぼ同時に初めて買ったアクションカムで、愛着や思い入れがあるので出来れば手元に残しておきたかったのですが、このまま持て余し続けるよりは必要としている人に使ってもらった方がいいと思い、手放すことにしました。

今日はそんなGoPro HD HERO2との出会い~別れまで振り返ってみようと思います。


 私がはじめてGOPROやアクションカムと呼ばれるカメラの存在を知ったのは今から2年半以上前のこと。当時はまだセローを買う前で、オフロードバイクを買って林道ツーリングに行くことがちょっとした夢だった頃。そんな時、YOUTUBEで林道ツーリングの動画を見ていると、一際臨場感あふれる高画質な映像が目に入った。どうやらヘルメットにカメラを付けて撮っているらしいことはわかったが、このカメラは一体何なんだ!?

 動画の説明文を呼んでみると、それはGOPROと呼ばれるカメラらしいことがわかった。当時はまだアクションカムと呼ばれるカメラはGOPROくらいしかなく、ソニーやコンツアー等も出る前で、GOPRO自体も日本では知る人はまだ少なかったが、オフローダー達にとってはすでにホットなアイテムになっていたようで、検索すると次々と林道走行動画が出てきて、毎日帰宅後夜な夜な夢中でYOUTUBEを見ていた。

 それから数カ月後、遂に念願のセローが納車されると同時に、GoPro HD HERO2を購入。当時GOPROは今ほど高くなくて、2万円代で買えた頃だった。手元に届いたGOPROを見て、これで自分もセローを買う前に見ていた、YOUTUBEに林道動画を投稿していた先人達と同じことができるんだと、ワクワクしたことを記憶している。


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それからと言うもの、GOPROをヘルメットに付けて林道はもとより、日本各地を走った。雲仙でのすさまじい暴風による恐怖体験や、知床でのヒグマとの遭遇時も、このカメラはその様子を収めていた。







 この頃になると、GOPROは日本のテレビ業界も使うようになり、YOUTUBEだけでなくテレビで目にする機会も増えてきた。その後、ソニーのアクションカム参入やGOPRO HERO3の登場で一気にアクションカムは世に認知されることになるが、間違いなくその石杖を築いたのはこのHERO2と言っていいと思う。それだけこの小型ビデオカメラはよく出来ていた。

 そして時は過ぎ、2013年秋、GoPro HERO3+ Black Editionが発売された。アクションカムの完成形といえるまでに進化したこのGOPROは、HERO2に比べるとかなり高価になったが、それだけ画質、機能、使い勝手は飛躍的にUPした。そうなるとHERO2は使い道を失い、ケースの中で眠り続ける日々が続いた。カメラというのはバイクと一緒で、ともに時を過ごしてきた思い入れができるモノである。使うことはなくても、できれば手元に置いておきたかったが、これもオーナーに乗られないまま倉庫の片隅にホコリをかぶりながら眠り続けるバイクと一緒で、撮影に使われないまま眠り続けるカメラは悲しい。

 そこで今回HERO2を手放すという決断に至った。このまま持て余し続けるよりは必要としている人の使ってもらった方がいいし、売ったお金でまた次のモノを買い、紹介するほうが有意義だと思ったからだ。GOPROはあまり値引きされることがない分、売る時もそれなりの値が付いた。とくにHERO2は既に生産終了となっていたこともあり、必要としている人も意外と多くいるようだった。きっと次のオーナーのもとでは、今頃また新たな映像を収め続けているに違いない。

 アクションカムは、現在大手各社が続々参入ししのぎを削る戦国時代に突入している。近いうちに4K8K映像が撮影できることが当たり前のようになる時代が来るだろう。それでも、アクションカムを世に広めた「GoPro HD HERO2」というカメラがあったことは、頭の片隅に覚えておいてもらえると嬉しく思う。


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